清潔で最新の設備が揃った病院で根管治療を受けたのは正解でした

右下の奥歯がズキズキと痛み出し、次第にチクッと刺すようなような痛みも混ざってきたため、住んでいる地域で評判の良い歯科に通院しました。

その病院では診察室が個室になっており、各診察室にモニターが完備され、画像を大きく映し出せるようになっていました。

担当医による問診のあと、診察台で歯の様子を確認し、レントゲン室へ移動。
撮影をしたあと、診療室ですぐにレントゲン写真と、歯の表面の写真をモニターで提示してくれ、丁寧な説明がありました。

2つの歯の間の穴から菌が入り込み、片方の歯の根に虫歯菌が達しているので、神経を取り除いたり、殺菌を数回に渡って行わなければならない状態のため、数回の通院治療が必要であるとのことでした。

患部の歯の側面の歯茎に数回麻酔をし、歯の表面から内部まで削り、根の方の細い部分は、細いドリル状の器具で削ったり、棒状の器具を出し入れして菌が広がっている部分を削り取りました。
穴を開け終わった状態でまた表面の写真をモニターで確認したところ、歯の内側は外側を残してくり抜いたようになっており、根の部分にもそれぞれ穴を空けてある状態でした。

開けた穴に菌を殺すための薬剤を入れ、白い詰め物をして1回目は終了。
麻酔が切れた数時間後から患部にチクチクとした痛みが出たので、2日間ほど鎮痛剤のロキソニンを飲みました。頬の腫れはありませんでした。

その後、3〜4回ほどの通院でほぼ同じ工程を繰り返しましたが、毎回担当医がモニターで患部表面の写真を見せながら、どの段階まで治療が進んだかを説明してくれたので、非常に安心感がありました。

すべての虫歯部分の殺菌が終わり、最終的には銀歯を上からかぶせて治療は完了。
その後は痛みが出ることも無く、安心して奥歯でものを噛めるようになりました。

このように歯の根まで達した虫歯の治療(根管治療)の場合は、丁寧で細やかな治療が必要となるため、設備の整った病院で行うことが肝心だと思いました。
その点、清潔な院内でモニター完備・最新の機器が揃った病院を選んだのは正解でした。

複数回の通院となり、麻酔の回数や治療にかかる時間も長いため、患者に対して丁寧な説明をしてくれる担当医でないと、不安が増して治療を途中で諦めてしまったり心理的な負担が大きくなるでしょう。
また、治療のクオリティによって自分自身の歯の寿命が変わってくるので、「たかが虫歯治療」と思わずに、担当医としっかり話をしながら治療するのが肝心です。