根管治療体験談
半年放置した虫歯の根管治療。保険適用で目立たない白い詰め物を入れました
3年ほど前に下の左奥歯に少し痛みがありました。
始めのうちは痛みが弱く、仕事や家事をしていると忘れてしまう程度で『歯医者さんに行かなくちゃ…』とは思っていたのですが日中は仕事があったり、子供も居たのでなかなか歯医者さんに行く時間が取れず
半年ほど放置してしまいました。
今までは弱い痛みだったのですが、その日の夜は我慢出来ない程のズキズキ強い痛みがあり、夜中だったので鎮痛剤を飲んで朝を待ち歯医者さんを受診しました。
診察の結果、下の左奥歯は虫歯になっていてその奥に親知らずも生えていてその親知らずが真横に生えて来てしまっている為に虫歯の奥歯を押している状態。
その押す力が加わっていた為に痛みがかなり酷くなってしまっていた様です。
虫歯もかなり進んでしまっていて奥歯はポッカリ大きな穴が空いてしまっていました。
先生からは『神経を抜きましょう。』と説明があり神経を抜く処置をしてもらいました。
麻酔が良く効いていたのでそこまでの痛みはありませんでした。
その日は抗生剤と痛み止めを処方され帰宅しました。
それから1週間に1度、根の消毒に5回ほど通院しました。
根の治療の時に消毒を行うのですが…痛みはほとんどなく苦痛に感じることはありませんでした。
何度かの通院が終わり、歯に詰め物をして蓋をして頂きました。
詰め物も白い色のもの、銀色のものと選ぶことが出来ましたが私の通院していた歯医者さんの場合は、白い詰め物でも保険内で使用出来るとこのことだったので目立ちにくい白い詰め物を選び詰めて頂きました。
根管治療が終了してから2年ちょっと経ちますが、被せ物が取れてしまったり、痛みが出てしまったりのトラブルも今のところ無く快適に過ごしております。
私の場合は、痛みが出てきてからしばらく虫歯を放置してしまったので、虫歯の穴が大きくなってしまい神経を抜かなくてはいけない程の治療になってしまいました。
歯医者さんからのお話では神経を抜いてしまった歯は、とても弱くなってしまうので抜けやすくなってしまったりするそうです。
奥歯なので、ブラッシングがなかなか上手く出来なかったり歯垢が溜まりやすくなってしまうと歯周病などにもかかりやすいとのことでした。
もう少し早い受診が出来ていれば簡単な虫歯の治療で済んだかもしれません。
痛みが出てしまったら、なるべく早めの受診と日々のブラッシングがとても大切だと実感しました。