根管治療体験談
子供の虫歯で歯茎が痩せる…抜歯ではなく根の治療で骨が再生されることを確認
息子は保育園の年長の時にひどい虫歯になり、神経をぬかなければいけなくなりました。
痛いというので歯をみると真っ白なのですが、溝が深いという程度よりやはりすごくえぐれているように見えました。
病院に行きレントゲンをとるとやはり虫歯で、それも神経まで貫通しているということでした。
病院で神経をぬいてもらったのですが、2回目の定期検診の時にはぐきのところに、にきびのようなできものができていると言われました。
レントゲンを撮ってみると、根っこの吸収が急速に進んでおり、さらに根っこの先が黒く映っていました。
膿がたまっていて、その影響で根っこが早く吸収されてしまっているとの事でした。吸収したことで根の先は歯茎に開いてしまっている状態でした。
検診をしてくれた先生が永久歯が生えるまで歯を持たせたいといっていたのですが、レントゲンに永久歯の影がまだみえてきてないということでした。
大きなレントゲンで歯の全体を撮り直すと、その歯の下には永久歯がなく、他にも合計5本永久歯がないことがわかりました。
どうしてもその歯をもたせなければいけないことがわかったので、確実を期すため、今度はその病院の院長先生に再度根の治療をお願いしました。
しかし、根が開いているため、やり直しても悪化してしまうかもしれないのでできないとのことでした。
大学病院を紹介され、大学病院に行ったのですが、そこでは抜歯しかないと言われました。
理由は歯茎がとけているので、他の歯に悪影響を与えてしまうからとの事でした。
その後は抜歯しても今現在前歯しか生え変わっていないので、スペーサーを入れるか入れ歯を入れるしかない状態でした。
スペーサーを入れても後続の歯がないので、歯茎がやせて将来インプラントなども難しいかもとのことでした。
そういわれても抜いてしまわないほうがいいと思い、どうにかしたい一心で、更に2件大学病院と、3件の個人病院を回りました。
マイクロスコープやラバータムでの治療をしてくれる病院にもいきましたが、ここまでひどいのは治療不能と言われました。
最後に主人が通っている先生の所に行ったのですが、そこが一番親身になってきいてくれました。それがしみず歯科でした。
初診時、様子をみて他の歯への影響がないかみながら、前の病院で経過観察していけばいいとうアドバイスをしていただいたのですが、歯茎の腫れを見ると、どんどん悪化して歯が抜けてしまうのではないかと心配でした。
前の病院で治療不能と言われたこともあり、先生に無理を言って再度根の治療をしてもらいました。
先生は教科書どおりだと抜歯なんだけどね。といいながら再度根の治療をしてくれました。
去年の3月初旬 他院治療のつめものに穴をあけて根の再治療薬剤注入し仮ふたをしました。
1週間後に腫れがなかったので次回受診時はれがなかったらふたをしましょうといわれていました。
その後つめものごと仮歯がとれたので再度早急に詰めなおしてもらいました。
その数週間後、途中仮づめが欠けていたのに気が付かず、次の受診まで放置したため、受診したとき少し腫れがでていました。
念入りに膿を出し、薬剤をいれてくれました。仮ふたを2重にし、上のふたは強いつめものにしてくれました。
その日、神経のない歯はですが、痛くて寝れないということで、家にあった痛み止めをのませました。
その後は腫れを繰り返すようになっていましたが、中をあけることはぜず様子をみていました。ぱんぱんにはれてしまうこともあり、やはりだめなのかなと思っていましたが、治療して半年くらいいたったころから腫れなくなってきました。
その時は3か月ごと検診になっていました。再治療をはじめて9か月目の検診の頃先生もそれを見てレントゲンをとってくださり、黒い影がなくなり骨が再生しているのを確認しました。
本当に助かったと思いました。その日はその仮づめを新しいものに替えてくれました。
現在も通院はつづいていますが、とりあえず落ち着いています。
歯の根が短く、いつぬけるかわからないとのことですが、今もしっり息子の歯茎に歯が生えています。
今後は歯牙欠損があるのでそれも含めて3か月ごとに歯の検診とフッ素塗布を続け、様子を見ていくことになっています。
新たに神経を抜いた歯と、前歯と奥歯の再根管治療を行う
20年以上前に治療した銀歯の下が虫歯に。発見が遅くなり根管治療を行う
虫歯と歯性上顎洞炎を併発。保険診療も自由診療も経験して最終的にインプラント治療
半年放置した虫歯の根管治療。保険適用で目立たない白い詰め物を入れました
子供の虫歯で歯茎が痩せる…抜歯ではなく根の治療で骨が再生されることを確認
目白マリア歯科
最寄り駅:目白駅徒歩5分
住所:東京都新宿区下落合3-16-13 グランドール目白1F
電話番号:03-6908-2923
CT、マイクロスコープ完備。週に3日(月・水・土)精密根管治療専門日を設けている。ほとんどの根管治療を1~2回で終了できる。さらに歯内療法外科、歯科口腔外科を専門としている歯科医師も在籍してるため「歯根端切除術」「意図的再植」にも対応可能。精密根管治療について詳しく説明したページあり。